つくしこ〜梅林〜風返し峠〜不動峠〜北条大池

今回は峠の3連発です。つくしこから標高340mへと登り、一気に標高160m程度の梅林付近へ下山。そのまま風返し峠へと250m程度登り、そして不動峠へと100m以上の高度差を下り、そして不動峠から標高差300m弱を麓まで降りてくるというコースです。

風返し峠へは麓から県道42号線を登った方が楽なのですが、初詣客が多いこの時期(2009年1月4日)は大渋滞が予想されました。そこで筑波山神社入り口までは、遠まわり&登って下っての梅林コースを採りました。

コース

つくしこ〜筑波山梅林〜神社入り口

以前走っておりますのでそちらを参考に。

渋滞を避けるためとは言っても、なんとも勿体ないですね〜。標高340mから標高400m以上の風返し峠まで下ることなく登る道があれば楽なんですが。。。

な〜んて言ってる時点でやはり初心者&素人の庶民チャリダーですね〜。ヒルクライマーならば坂が多い程嬉しいみたいです。

神社入り口〜風返し峠

全体としてみれば長い水平距離に対して高度差はわずか200m程度。走力があればママチャリでも登れそうな平均斜度ですが・・・

例によって何度もの鼻かみ休憩&足が疲れたし呼吸も苦しい、そして暑さ調整で服を脱ぐ・汗を拭く・水分補給と(これは一度きりですが)、休み休みの登山です。

そんなこんなで、へろへろ、へろへろと山を登って風返し峠へと到着です。

風返し峠

ここは、筑波山ロープウェイがあるつつじヶ丘、不動峠〜朝日峠〜土浦へと抜ける表筑波スカイライン(南方向)、東の石岡市、北の桜川市、そして私が登ってきた筑波山神社&筑波山口(西)との分岐点です。標高は400m強。筑波山山頂のおおよそ半分の位置。山頂もかなり近くに感じました。

風返し峠〜不動峠〜北条地区大池

標高400m強の風返し峠から、標高300m未満の不動峠へと下って行きます。多少のアップダウンはありますが、全体としては下りの道です。

不動峠からはダウンオンリー。大池体育館へと向かいます。

寒〜い

風返し峠を不動峠へ向かっていくと、いきなりの下り。足は楽ですが、強い風で体があっと言う間に冷えてきました。

不動峠への下り道

これはたまらん。ガードレールの外側に広いスペースを見つけ、ウインドブレーカーの上下を着ます。ごく薄いウインドブレーカーですが、風を遮断するには十分でした。

ブレーキをかけ続けながら慎重に山道を下っていきます。

子授け地蔵

少し下ったところで、子授け地蔵の案内が。縁はないですが、まずは寄ってみます。

子授け地蔵の案内

子授け地蔵

広い駐車場があり、また、展望台もあります。ただ、出店も何もなく、商売っ気の様相は全くないです。なんとも不思議な地蔵でした。

不動峠

表筑波スカイラインをゆっくりと土浦方面へ。

若干のアップダウンがありますが、全体としては下り基調。天気もよく、風は強いもののごきげんなサイクリングコースです。いつかまたこのコースを走ってみたいですね〜。

とは言っても相変わらず鼻水が出続けて・・・ほぼフラットな道端で鼻をかんでいると、ロードバイク乗りが不思議そうな顔をして、挨拶しながら追い抜いていきます。急な上り坂で力尽きて休んでいるならともかく、傾斜のない場所で自転車を停めている人は、まぁ、滅多にいないでしょうね。あはは。

重力に導かれるままに、やがて不動峠へと到達しました。

不動峠。上の道が表筑波スカイライン

峠から若干登ったところにあずまやを発見。

不動峠のあずまや

水分補給のため自転車を停めた私以外、休んでいる人はいませんでした。

不動峠を下るべく、道へと戻っていくと、登って来たばかりのロードバイク乗りが疲れ果てた様子で呼吸を整えていました。

単に登れればよいという私とは違って、おそらく彼は何分で登ってこられるか?に挑戦しているのでしょうね。ここいらの自転車乗りにはかなり有名な峠です。

不動峠〜大池

不動峠から大池へとくだっていきます。こちらは100%下りオンリー。風返し峠付近でウインドブレーカーの上下を装着しているので寒さ対策も万全。

のほほ〜んと下りだしたところで、目が点になりました。

風返し峠付近

写真ではわかりにくいですが、ものすごく狭い道。そして勾配もきついです。

もっと急勾配の坂を知っているのでこの点に関してはさほど驚きませんが、なにより驚いたのはその狭さ。センターラインもなく、車が行き違うにはお互いが最徐行して譲り合うしかないような道幅。

真壁地区からの狭い登山道は何度も通っていて、その点は同様ですが。ただ、そちらは車があまり通らない道。しかも、ほとんどが観光目的でゆったりと進んでいます。

一方、こちらは筑波〜石岡を結ぶ県道。生活のために利用する人も少なくないはず。実際のところ、曲がりくねった細い道にもかかわらず、かなりの速度で飛ばしている車が何台もいました。

いくら鍛錬のためとは言え、こんな危険な道を登って、そして下っていくとは。その度胸のよさにただただ感服しました。

さてさて、こわがりの私はブレーキをかけ続けて、下りもへろへろと進みます。ロードバイク乗りが猛スピードで近づいてきたので、私は自転車を一時停止して、彼に先へと行ってもらいました。

そのまま下ることしばし。必至の形相で顔を左右に振りながら登ってくるロードバイク乗りとすれ違いました。挨拶するのはかえって迷惑だろうと思い、そのまま通り過ぎましたけどね。

そんなに辛いんだったら休めばいいのに、と私は思いますが。きっと彼の中では途中で自転車を止めるなんてあり得ない世界なんでしょうね。

そんなこんなで、どうにかこうにか麓の大池体育館に辿りつきました。

まずは目標クリア

さてさて、2008年にサイクリング生活を始めて以来、当面の目標は風返し峠へと行く事でした。標高が約半分の神社入り口へ行くのも四苦八苦だった最初の頃。そこから更に200m近くも高い風返し峠はあまりにも遠い存在でした。

実はもっと高いところへも行ったりしてたのですが。ただ、そちらは車も少なく、気が向けばいつでも休めるという、初心者にとってはありがたい道ではありました。

さぁ、こんな感じで、今年も楽しむぞ〜!


庶民チャリダー

inserted by FC2 system