2009年3月7日。久しぶりの晴れ。風速5m以上と絶好のサイクリング日和とは言えないまでも、予想最高気温13度と、出かけずにはいられない気分。
行き先はいろいろ候補があったのですが、筑波山梅祭りを見に行くことにしました。昨年まではそんな存在すら知りませんでしたが、これも自転車に乗るようになったお蔭ですね。
今日は西風がものすごく強いものの、北風は微塵も感じられず。そしてこれまではダウンヒル時に備えて必ず携行した上下のウインドブレーカーも必要と感じず。
そろそろ春かな〜?と思っていたら、筑波山の姿が遠目にもハッキリと。まるで真冬の晴天のよう。
春のような冬のような、ちょっとハッキリしない天気でした。季節の変わり目とはそういうものなんでしょうね。
そして、今日はアレが見られるかもしれない!という事もわかるようになりました。
気にはなりながらもいつも素通りしていたつくし湖畔にある「そば処つくし亭」。ちょうどお昼なので入ってみました。
手打ちソバが500円からとお値段が良心的。ご主人の手打ちやソバを切っているところを見学できて感激。打ちたて、茹でたてのおソバに感激。そして、食事が終わった頃を見はからってそば湯を持ってくるきめ細かいサービスにも感心。
一息ついて出発です。
見通しのよい場所で停車。日光連山がよく見えます。そして目を凝らしてよく見てみると、かすかに富士山を確認できました。ただ、携帯電話のデジカメ機能ではその姿を捕らえる事はできず、みなさんにお見せできないのが残念です。
こういう時は高性能なデジカメ欲しいな〜とは思いつつも。でもそんな重たいものを持ってヒルクライムする気はさらさらなし・・・・
このコースは麓から最高到達点まで、ず〜っと登りが続きます。
途中で額から汗が滴り落ち、最高地点では汗ダラダラ。やっぱり今日は春の陽気ですね。水分を補給し、汗を拭います。下りで体が冷えてはいけませんからね。
そして、絶好の景色を楽しめそうな予感がありましたので、最近は素通りしていた展望台へ行く事にしました。
ここからは下りの連続。慎重にブレーキをかけながらダウンヒルを楽しみます。登りは大変だったけど、下りはあっという間。程なく展望台へ到着。するとそこに待ち受けていたのは・・・・
梅
辺り一面を被いつくす梅でした。
梅林はもっと低い位置にある梅林入り口から、この展望台のあたりまで続いていたのでした。まさかこんなにも広かったとは。
梅
梅
梅
そして大勢の人々で賑わっていました。普段は閑散としているところなのですが。
筑波山名物、ガマの油売りの口上も演じられていました。
ガマの油売りの口上
ガマの油売りなんて、今時の人は知りませんよね。幼い頃の記憶を辿って書きますと、だいたい次のようでした。
幼心にも本当に刀で切っているとは思えず。。。一種の大道芸や伝統芸といったところですね。
あれ・・・・・?
そうだった。子供の頃にも筑波山って聞いた事があったんだ。今まで忘れていた。
つくば市に住んでいるのも、そしてそこを自転車で乗っているのも、もしかしたら何かの縁なのかもしれませんね。