かねてからの念願であった、「無停車給水システム」がとうとう完成しました。
無停車給水システム・・・・
な~んて大袈裟な表現を使っていますが、単なるペットボトルのキャップアダプタですね。ワンプッシュで蓋が開けられるというものです。ダイソーで購入しました。
ペットボトルカバーをマジックテープでフレームに固定。喉が渇いたらカバーのファスナーを開け、ペットボトルを取り出し、ワンプッシュで蓋を開けてごくごくと水分を補給します。
ロードやクロスバイクだと、1~2個はドリンクホルダーをつけられるようになっています。本物のMTBやスポーツ指向の強いシティサイクルでも、1つはドリンクホルダーがつけられるのが普通です。
しかし私が乗っているのは、外見だけMTB車。Wサス(ダブルサスペンション)という構造上の理由もあり、そんな便利なものを取りつけられる場所がないのです。
「不自由は知恵を生む」というのは私の常々思っている事なのですが、今回はまさにその通りだなぁ、と感慨もひとしお。
そんな感慨にひたりながらマイチャリを眺めていると、「俺ってばつくづく庶民の、チャリ乗りだよなぁ」と実感しました。
自転車で遠乗りをするようになって、サイクリングロードを走る機会が増えました。
そういう場所を走っている人の大部分はロードレーサーや高価なフォールディングバイクに乗っているのですが、あまりにも自分とは世界が違うんですよ。
今回は、私の「庶民ぶり」と「やはりチャリ乗りからは離れられない」というお話しをしようと思います。
MTBルック車を購入して真っ先に試みたのは、手持ちの「ATB・折り畳み自転車用篭」を流用できないだろうか?という事でした。
自転車と言えば、まずは前篭でしょう?ですが、サイズが合わず断念しました。とっても残念だったです。
ただ、ロードやフォールディングバイクで篭をつけている人はまず滅多にいませんよね。まずはこの時点で文化の違いを痛感しました。わはは。
自転車で遠乗りを始めたのは2008年の6月から。暑い時期だったんです。そんな理由から・・・
ウェアはメッシュで吸湿速乾性の半袖&短パン。ホームセンターで買いました。3組み程持っています。
グローブは、やはりホームセンターで買った指ぬきの軍手です。実は自転車用のグローブも持っていますが、汗っかきで一日に2~3足は換えの必要のある今は、もっぱら安価で使い捨てもできる指ぬき軍手だけです。
ヘルメットは滅多に被らず、夏の暑い時期には頭にタオルを被っています。ヘルメットを被らない人でも、なにやらおしゃれな帽子を被っている人が多いですね。でも、私は基本がタオル。暑くなければ何も被らない。
実は自転車用のヘルメットも持っています。スポーツ系バイクの方は、なにやらキャップとかおしゃれなバンダナをインナーに使っているようですが、私はもっぱらドカヘル用のインナーです。
汗だらだらの日についうっかりと、ヘルメットは装着せずに使い捨てドカヘル用インナーだけを被ったままサイクリングロードを走った事もあります。
※作者注:2008年の夏場。ヘルメットを被りたがらなかったのは暑さに耐えかねての事でした。しかし、きちんとトレーニングを積めばサイクリング中でも適量の汗をかく事ができるようになり、ヘルメットが邪魔だなんて思わなくなりました。ノーヘル走行は危険ですので良い子の皆さんと良い大人の皆さんはけっして真似しないでください。因みにそのドカヘル用のインナーは2015年夏の今でも愛用しています。その世界では超有名な大手メーカーの製品なのですが、ただ、特定のお店でしか扱っていないのと結構なお値段がしますので、ご紹介しにくいのが難点です・・・・って普通のサイクリストはドカヘル用インナーは使わないか。わはははは。
クッション材入りのサドルカバーです。
クッション材入りのサドルカバー
これのお蔭で、日帰り130キロでもお尻が痛くなった事はありません(筆者補足:お尻が痛くならなかったのはサドルカバーのお陰ではなく、リア・サスペンションとぶっといタイヤのお陰だったと思います)。
因みにロードレーサーやらカッ飛びフォールディングバイクの方々が装着している専用のウェアには、このお尻の痛さ対策用のパッドが付いております。
いかにもチャリ用と言ったバックミラーも装着しています。
バックミラーと携帯電話ホルダー
ただ、この位置では全然役にたたなかったので、ステアリング?(正式な呼び名がわからない。この時点で庶民チャリダーだね。わはは)のグリップ一番右側にロックタイで固定しました。本物のMTBやクロスバイクですと、バーエンド用のバックミラーが付けられるみたいですね。
また、携帯電話ホルダー(もちろん、ダイソーで購入)をマジックテープを使ってステアリングに固定しています。お気に入りの風景があると、停車してパチリ。コンビニへ行けばお財布ケータイとして。すぐに取り出せるので、とても便利です。
ステアリングの空き空間
さて、この狭い場所には何もありませんが、状況によっていろんなものが場所を塞ぎます。
夏の暑い時期には、ペットボトルホルダーがぶらさがっています。もちろん、ダイソーで購入しました。
ペットボトルホルダー
また、汗でびっしょりになったタオルやウェアを洗って、この場所にかけている場合もあります。もはや物干しと化しています。(^__^;
夜になるとサイクル用ライトを装着します。
他では空気入れはいつもフレームに固定して携行していますし、サドルバッグやサイクルコンピュータもつけています。これだけいろんなものが装着されている自転車はまず滅多にないでしょうね。おそらく日本一ごちゃごちゃした自転車ではないでしょうか。わはは。
庶民チャリダーにとって、夜の走行はとても恐いものです。
まず、前がよく見えない。なので、3LEDのサイクルライトを買いました。通常はライトを下の方向に向けて走行しますが、それだともっと先の様子が見えません。特に歩行者や無灯火の自転車に気づきにくいのです。
ライトをもうひとつ追加する事を検討しています。
そして何より恐いのは周りの車に認識されないかもしれない?という点です。
そこで、暗くなると自動的に点滅するテールランプ(?)を購入しました。(筆者注:これはフラッシングライトというようですね。その後、両手両足用に反射バンドを購入しました。ライトで照らすと不気味なくらい目立っています・・・)
点滅するテールランプ
写真には映っていませんが、このランプが故障した時の事を考えて、その後通常の赤色の反射板もその真下に付けました。
また、リュックやウェイストバッグ、ヘルメット、サドルバッグには反射テープをつけています。雨の心配がある時は自転車用ポンチョと反射テープを携行し、ポンチョにベタベタと貼りつけます。
夜走っている私の自転車を、車を運転している方から見るとどうなるのか?とっても気になるところなのですが、残念ながら確認のしようがありません。
これらの努力がほとんど役に立たず、認識できないとしたらどうしよう?不安で、不安で・・・・(筆者注:ウザイくらいに目立ってます)
先日、MTBルック車に篭をつけて走っている人をみかけました。また、Wサスや折り畳み車専用の荷台も発見しました。
これらを装備できれば、チャリダーには不釣り合いなサドルバッグを取り外す事ができ、その事によって前後の泥よけを装着できれば、私の野望も達成できます。
お~し、頑張るぞ~!(筆者注:その後、前カゴと荷台を購入して取りつけてます)
このコンテンツの名称を「庶民チャリダー」とすることにしました。
今後とも、よろしくお願いします。
サイクリング生活のきっかけを作ってくれたママチャリは2010年に盗難にあい、また、このページで紹介したMTBルック車(一応BAAマーク付きのそれなりの自転車だったと思うんだけど・・・)はペダルが動かなくなったのをきっかけとして、2015年末、MTB購入時に下取りしてもらいました(何しろ新車購入すれば、下取り車の廃棄費用がかからなかったので・・・)
そんなわけで2018年1月現在、「英式バルブ」の自転車もなければ「前籠 or 荷台付き」の自転車もありません。一見、庶民チャリ乗りの風上にも置けない野郎に成り下がってしまった感が満載ですが・・・
でも、しかし。心はあくまでも庶民チャリダー。
今日もあいかわらず「気合の入ったママチャリに抜かれつつ」、「へろへろ~、へろへろ~」とペダルを漕ぎ続けております。