霞ヶ浦湖岸探検隊
今回は、霞ヶ浦CR(潮来土浦自転車道)の続きになります。霞ヶ浦大橋の行方(旧玉造街側)から、潮来へのルートです。
あらためて、今日のコースのご紹介。霞ケ浦CRは、県道504号線(潮来土浦自転車道)と言うらしいです。潮来市牛堀から、土浦市川口までを結ぶ道路、らしいです。
らしいです、なんて曖昧な表現を使っているのは、国土交通省のサイトを参考に近くまで行っても、それらしき案内板が全く見当たらなかったからです。(2008年9月現在)
道の駅玉造から本日のゴール地点(サイクリングロードの起点)までの地図。
行方市の旧玉造町→同旧麻生町→潮来市へと、霞ケ浦の北側(左岸)を走るコースになります。
何を基準に左・右が決まるのかはまだわかっていませんが・・・
潮来土浦自転車道の名前を考えるに、前回・今回のルートは終点→起点というコースになっていると思われます。ご注意。
土浦市川口から、湖岸沿いを霞ケ浦大橋方面へ進み、歩崎公園手前から自転車道が始まります。
そのまま霞ケ浦大橋まで進み、大橋を渡って行方市(旧玉造町)方面へ移動します。すると、「自転車道」の案内が路面に書かれていますので、その表示にしたがってください。
ここを右へ
右折するとすぐT字路に。この方向で進んでいる場合は、T字路を右折してください(東へ)。T字路を左(西)へ行きますと、すぐに砂利道になります。ご注意。
大橋の行方側(玉造側)には高須崎公園があります。トイレも水もあり。自販機もあります。これらに用のあるかたは、この公園か、国道を渡ってすぐの道の駅玉造側へ行く事を強くお薦めします。
これから先、CRの側にはトイレも水も自販機もありません。
なお、いよいよ困ったら堤防沿いの道を外れて、北側の国道355号線を探してください。いくつかコンビニがあります。
高須崎公園から、ちょっとの区間だけ歩行者・自転車道があります。
高須崎公園側の、歩行者・自転車専用レーン
少し走ると車道との共用区間に。それから少しして歩行者・自転車専用レーンがありますが、また、車道との共用区間に。
それからは、歩行者・自転車・車が共用する狭い道になります。ここからゴール地点まではず〜っと共用道になります。
湖岸沿いの道を、行方市旧麻生町地区、潮来市を目指して走ります。
この湖岸道路は、本当に様々なものが通ります。
人、自転車、車は勿論、お散歩しているわんちゃん、自転車のカゴに乗ったわんちゃん(^o^)、ノラネコちゃん。
かなり大きいイモムシ(アゲハ蝶かな?)が、頑張って道を横断していました。直前で気づき、寸でのところでかわしました。ふぅ〜、あぶない、あぶない。
自転車に乗った人も様々でしたね。クロス、ロードもいましたが、圧倒的に多かったのはシティサイクルです。
また、小さなおこちゃま用の、タイヤがプラスチックの自転車ともすれ違いました。補助輪もなしで、乳母車を押しているママと一緒に走っていました。このバランス間隔はすばらしい。
そうそう、ロード車の後をず〜っとつけている車とすれ違いました。なんで追越さないの?と思っていたら、ロード車に乗っているのは少年。きっと両親が伴走していたんでしょうね。
もちろん、釣り人もたくさん見かけました。カップルや家族で釣りに興じている姿もたくさん見ました。
ここはなんだか生活とか家庭の香りが漂っていて、まさに「道」という感じ。とっても気に入りました。
ふと、湖の反対側に目を向けると、あたり一面田んぼでした。CRのかすみがうら市側は見渡す限りの蓮根畑でしたが、こちら側は水田が広がっています。霞ケ浦の南と北の違いはとっても気になりますが、それはまた別の機会に。
水田の広がる光景
しばらく走り続けると(何しろ休憩所がないので休むポイントが見つからない)、望遠レンズで湖を映している人がいました。なんだろう?と思ってそちらを見てみると・・・・
帆引き船
おお〜!これが噂の帆引き船かぁ。存在は知っていましたが、実物を見るのは初めてです。
おそらくは観光用なのでしょう。そんな時間にここを通り過ぎる事ができたのは、まさにラッキーとしか言いようがありませんね。v(^o^)
さてさて、走り続けることしばし。ふと、こんな疑問が。「どこで終わればいいの?」
所々で休憩所があった「つくばりんりんロード」と違って、こちらは休む場所もありません。更には、案内板もなく。
このまま進めば北利根橋を渡って、霞ケ浦をぐる〜っと一周してしまいます。
帰宅までの距離を単純に考えればそれはそれでよいのですが、霞ケ浦南側湖畔の情報がありません。南側も県道や国道は何十回と車で通っていますが、湖岸沿いは全く情報がなし。
そこで気になっていた距離表示を確認します。「右岸 XXキロ」という表示があり、霞ケ浦大橋から潮来方面へ進むと距離が減ってきます。
ならば、これが0キロになった時点で折り返そうと決めました。
・・・なんて事を考えながら走っていたら、急にお腹が減ってきました。(^_^;
お腹が減ったとは言っても、このあたりには何もありません。(やはりこちらも仕事で何十回も車で来ているのでわかるのです)
行方市の旧麻生町地区で食事しようと思って走っていると、公園に出くわしました。「天王崎公園」と書かれています。
水上バイクに興じている人が何人かいました。公園内にマリーナもあります。
水上バイクに興じる人々
しかし、水もトイレも見当たりません。ここはかなり広い公園で、ゲートボール場もあるのですが。
トイレは単に見つけられなかっただけかもしれません。
水に関して言うと、正確には1ヶ所だけ水飲み場がありましたが、蛇口を捻る部分が外されていました。また、「この水は飲めない」旨断り書きがある、散水用らしき箇所も見つけましたが。こちらも駄目もとで(水を浴びたかった)蛇口を捻ってみようとしましたが、できませんでした。
ついでに言うと、公園なのにゴミ箱も見当たりません。。。。高須崎公園と同様に。
改めてトイレも水飲み場もゴミ箱もある、東京は上野公園の良さを痛感します。まぁ、あれだけの観光地だったら、これらの施設を提供してもペイするだけの収入がありますからね。単純な比較はできません。
そんな時にありがたいのはコンビニ。このあたりは土地勘があるので、食堂もいくつか知っているのですが、迷わず国道355沿い(CRから北側すぐ)の、コンビニに向かいました。
お弁当とサラダをドリンクを買って、天王崎公園で食事します。
自転車に乗っているとゴミを持っては歩けないので、お弁当を買ったお店でゴミを捨てて出発です。
時刻は午後2時半。そろそろ折り返しをしなければならない時間です。そこで、折り返しの地点を決めました。それは、西浦(霞ケ浦)左岸0キロメートル地点。
西浦(霞ケ浦)左岸 2.5Kmの案内板
左、右、中の区別がよくわかりませんが。
ただ、霞ケ浦大橋玉造の袂から潮来方面に移動しますと、この距離表示が「減って」いきます。だったら、0キロメートル地点をゴールにしようと思ったのでした。
すると、自転車・歩行者専用レーンが現れました。そのまま走り続けると、ようやく0Km地点へ。
霞ケ浦左岸0キロメートル地点
ここから右(西)が霞ケ浦、左(東)が常陸利根川のようです。霞ケ浦の端っこなのでここが一応、ゴールかな?
ただ、その先(常陸利根川側)を見てみると、エンドらしき地点が。
霞ケ浦CRの終点(起点)
ここから先は砂利道です。それにすでに霞ケ浦じゃなくて常陸利根川だし。
おそらくここが霞ケ浦CRの起点なのだなぁと納得して、引き返す事にしました。
目的地に着いた時点で、午後2時40分。季節は9月に入っており、夜が来るのは早いです。あわてて帰路へ。
ここに来るまではゆっくり&汗もかかずに&水分補給もほとんどなかったのですが。
夕方になって気温も下がっているのに、以降は汗をかきっぱなし。水分もたくさん補給して。
午後6時過ぎに、ようやく土浦駅前まで戻ってきました。陽もとっぷりと暮れて。
りんりんロード近くのコンビニで一休み&水分補給です。
この日は曇りで最高気温も25度以下。夕方はさらに冷え込んできており、コンビニでは大半の方がおでんを買ってました。
ただ、汗だらだらの私だけはアイスを買って食べてましたけど(^_^;。。。
土浦→つくばへ戻るべく、りんりんロードの土浦側へ移動した時には陽もとっぷりと暮れて。ライトを頼りの走行となりました。
こんな時間帯に、生活や通勤・通学以外にりんりんロードを走っているのは俺だけだろうなぁ、と思ったら。
クロスや折り畳みに乗っている人が若干ながらいました。(^o^)
夜の藤沢休憩所