第二部は「なんとなく那珂川沿いを走って「那珂川大橋(城里町と常陸大宮市に掛かる橋)」を目指すコースです。
単に水戸から那珂川大橋まで行くのであれば国道123号線を走ればよいだけです。勿論、ここではそれを目的としていません。車をあまり気にせず走れるコースのご案内が目的です。
基本方針として「那珂川と国道123号線の間の道路を走る」事です。今回は私がよく走るコースでご案内しておりますが、恐らくは所々で違う選択肢もありえると思います。それでもよいでしょう。
要は「国道123号線を走らずに目的地まで行く」事です。勿論わざわざそんな事を行っているのにはある目的があります。それはこのページで追々解説します。
第一部の終点からの続きになります。
国田大橋を横断した後、那珂川の右岸(対岸)へと移動します。
次の写真は国田大橋からの那珂川の眺めです。少し先に常磐自動車道の橋が見えます。
右岸の堤防沿いの道路を走ると、那珂川になんらかの川が合流している地点に到達します。写真手前のなんらかの川は「藤井川」です。
暫くは那珂川ではなく藤井川の堤防上の道路を走る事になります。
暫く走っていると藤井川を渡る赤い橋に出くわします。ここはその端を渡り進行方向(那珂川の上流方法)へ進みます。
と、もっともらしく解説していますが。この赤い橋の先で堤防上の道路はなくなってしまいますので誰でも気づくと思います。
そのまま進行方向(那珂川で言えば上流方向)に進むと今度は白い橋に出くわします。ここは直進します。
その先は住宅地ですので徐行しつつ慎重に進みます。やがて道はY字路に出くわします。ここは右へ。
そのまま道なりに進みますと(途中に合流あり)、やがてT字路に出くわします。ここは右へ。因みに左へ進むと国道123沿いにファミマがあります。
次は最初の分岐路を左へ。
まぁ、ここはまっすぐ進んでも行き止まりなので解説も今更の感がありますけれでも。
とにかく基本的な考えとして、「国道123と那珂川の間にある道を探す」という点に注意していただければ道は自ずと開けると思います。
住宅地の中を雄鶏の鳴き声やら番犬の鳴き声に歓迎されながら(?)そのまま徐行していきます。すると農道はまるで林道のような様相を呈してきます。
ここから先は暫くは第二部最大のハイライトです。
進行方向左側は崖。右側も一部は草木が生い茂りその区間ではまるで林道のような趣。
地図には乗っていないようなわかりにくい道を試行錯誤の上走っているのはそういう理由なんですね~。特に暑くなる夏場の季節は涼を求めて走るなんて事もあります。
進行方向左側が崖なのは暫く変わりませんが、右側の景色は所々で変わります。
やがて関東平野の終わりを実感させられる場所に。進行方向左側は崖(山肌)。一方、那珂川を挟んだ向かい側もやっぱり山。
今自分が走っている場所はけっして平野の一部なのではなく。那珂川が山を削ってできた限られた平地なのだと実感しました。
そのお陰で川沿いには田畑が広がり、我々日本人の胃袋を満たしているのだと。
改めて川って偉大だな~。
暫く走り続けますと上り&T字路に出くわします。ここは右方向へ行き止まりまで進みます。
するとまたもやT字路に出くわしますので左へ。
そのまま道なりに進み大桂大橋をアンダーパスするとまたもやT字路に。ここは左。
次のT字路は右へ。
そのまま道なりに進みますと、道の案内版があります。ここも右(粟方面)へ。
そのまま道なりに進みますと、次なる案内版が。ここは直進。
道なりに進みますとT字路。ここは左。
直ぐの交差点を右へ。
次の交差点も右へ。
そもまま真っ直ぐに進みます。道は街なか~農道へと変化します。
やがて舗装路の終わりに出くわします。ここは左へ進みます。
すると直ぐに国道123号線に合流します。その後は上流方向へ進みます。
そのまま進みますと那珂川大橋です。そのちょっと手前(セブン-イレブンのあるあたり)で進行方向右側にある歩道へ移動しましょう。
そのまま進みますと那珂川大橋の歩行者・自転車レーンです。ここが今回のゴール地点です。
那珂川大橋の手前に「道の駅かつら」があります。休憩やら補給やらが必要な場合は是非立ち寄ってください。また、道の駅かつらの中やら周辺には食堂がいくつかあります。
道の駅かつらの駐車場から見て道路を挟んですぐ向かい側にある道は、御前山の林道です。
道の駅かつら側からの出発ですと、暫くはごく傾斜の緩い林道が続きます。山頂方向へ向かう道に行くためには途中で道をそれていく必要がありますが(知らない人にはちょっと分からないと思う)、勿論そんな事をお勧めしているわけではありません。行けるところまで直進して「舗装が切れたら回れ右」でよいと思います。
那珂川大橋を渡って常陸大宮市側へ。ここで直ぐの道、茨城県道21号線を走って水戸へ帰るというのも手です。多少のアップダウンが気にならない場合は。
交通量やら道幅を考えますと、少なくとも国道123号線経由よりはお勧めです。
但し、この先暫くはお店もなんにもないので、食料や水分を十分に補給してから出発してくださいね。
清流好きとしては「できるだけ那珂川の川面を眺めて走りたい」との思いで作ったサイクリングコースです。ここまで至るのに10数回以上の試行錯誤を繰り返しています。
第二部のコースを頭に叩きこめと言われても無理な話だとは重々承知していますが、でも大丈夫。