つくしこ と 薬王院

つくばりんりんロード近辺の地図を眺めていたら、とても不思議な池を発見。それはつくしこ(つくしこ調整池)。

これだけの規模の湖(池)なのに、そこに流れ込む河川がひとつもありません。一体全体なぜ?

そしてつくしこの近くには、薬王院という興味をそそられる建物が。建物自体に興味を引かれたのではなく、そこへ至るまでの曲がりくねった道。これは登山道ですね。ならば行くっきゃない!

地図はこちら

つくしこ

県道沿いにあった案内板によると、「つくしこ」は、「筑紫湖」と書くようです。

つくしこ(奥は筑波山)

湖面にはカモが群れをなしていました。カモがいる→餌となる魚がいる→魚がいるところには釣り人がいる、というわけで数人の釣り人がいました。

霞ヶ浦の水だった

案内板によりますと、つくしこの水は霞ヶ浦の水をパイプを通って運ばれてきたものだとか。だから川もないのに湖ができるんですね。

案内板

薬王院へ出発

さて、次の目的地は薬王院です。地図の通りの曲がりくねった道が続きます。

薬王院への道

麓の方は一面の竹林が続き、絶景です。

竹林

自転車で登るには結構キツい道ですが、ところどころで休憩しながら、ペダルを漕ぎ続けます。

椎尾山薬王院

ようやく頂上&薬王院(椎尾山薬王院)へ辿りつきました。そのあまりの立派さに、ただただ驚いてしまいました。

楼門

楼門から急な階段を登ると本殿です。

薬王院

三重の塔

開創は西暦782年の古刹

案内板によりますと、開創は西暦782年との事。

私達が学校で習う日本の歴史において、この時代の中心はもっぱら奈良や京都。鎌倉幕府以前の関東(現在の呼び方での)のイメージは何もなかったのですが。

この時代においても間違いなく人の営みがあった事がよくわかりました。

筑波山への登山道

薬王院付近の道標によりますと、このまま山道を上っていけば御幸が原(筑波山山頂付近の広場)への近道だとか。どうやらここも筑波山への登山道のようです。

道標

このまま道を登ってみたいところですが、今日はそこまでの準備もしておらず。次の筑波山登山は是非この道を通って行こうと思います。曲がりくねっている分、それほどの急傾斜もなく(※)。また、車もほとんど通っておらず、あまり恐い目にあわなかったからね。

※作者補足:最初のサイクリングがつくば道だったため、「自転車を押さずに登れる坂道は勾配が緩い」と思っていました。平均勾配7%越えとかなりの急坂ですのでご注意ください。


庶民チャリダー

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