林道白滝線を途中でそれると林道筑野線になります。途中までは白滝線と同じ。
筑波ふれあいの里の案内に従って走ってください。実際のところ、途中にそれがありますから。
林道白滝線をのぼる事しばし。麓の傾斜が始まる地点から800メートルくらい進んだところに看板があります。ここは左折。
筑波ふれあいの里の看板
ここからは林道筑野線になります。
林道筑野線
筑野線に入ると微妙なアップダウン&平地プラスアルファ程度のゆるやかな斜面が続きます。白滝線のような斜度をイメージしていただけに、これには正直ホッとしました。
白滝線を登ったのは前日。面倒くさがって適切なギアチェンジをせずに走ったため途中で足が無くなるという体たらくでしたが、今朝になっても完全には回復しておらず。しかも疲れていたのか、目が覚めてから更に1時間程余計に寝るという有り様・・・だはは〜。
今日ばかりはヒルクライムは無理かな〜?でも、無理そうだったら引き返せばいいや、ってな気持ちで登り始めただけに、ユルユルの坂(筑波山近辺の他の坂道と比較してのお話し)は有り難かった。
程なく筑波ふれあいの里へと到着。11月の初日とあって木々の色づきもまだまだでしたが、中には紅葉を通り過ごして散ってしまった木も。
既に落葉が
そんな中、ちょうど見頃のものもありました。
見事な紅葉
筑波ふれあいの里の看板・案内板に従って進んできましたが、勿論それ自身は目的ではなく。ただ、いろいろな施設があるようですのでご紹介。
筑波ふれあいの里の施設
今日は小春日和を通りこして夏日。風もなく、絶好のサイクリング日和。半袖・短パンで走ってきましたが、お昼時とあって停まっていてもその格好でちょうどよい位。こんな格好も今年は今日が最後だろうなぁ。トイレ休憩の後マドレーヌで食事補給して、季節外れ&今年最後の夏を堪能しました。
初夏のような日差しが名残惜しい気持ちでしたが、いつまで休んでいても最初から終わっていた足が回復するわけでもなく。気を取り直して出発です。
林道筑野線を登ってくると筑波ふれあいの里の看板が見えますが、ここは道なりに左に行きます。
道なりに左へ(右手奥はトイレ)
この先もしばらくはゆるゆるな登りです。やがて路面が洗濯板状に変わりました。激坂の予感です。この三叉路は、右上へと折り返すように進みます。
三叉路を右上に
因みに洗濯板の部分を登り切ったところで左を見ると、筑波山系の南側方面を見渡す事ができます。ここまで眼下の景色とは縁がなかっただけに、見とれる事しばし。
筑波山系の眺め
さて、洗濯板を登り切ったところで回れ右です。道端に筑波山神社・つつじヶ丘方面と書かれた道標があります。
筑波山神社・つつじヶ丘方面へ
実はここからが今日の本題なのでした。
以前、つつじヶ丘→風返し峠→筑波山神社へと下ってきた時、何気に横目で見ながら「ここって、激坂なのでは?」と思いながらも、時速40キロを越えていたのでそのまま通り過ぎてしまいました。。そして地図で確認すると、この道は等高線を直角に横切っています。やはり激坂なんじゃないかな?気になる、気になる。
朝起きた時から疲れ切っていた足と老体に鞭打って(あ、鞭は持ってないか。ついでにろうそくも持ってないけど)、ここまでへろへろ〜、へろへろ〜と進んで来たのはこの坂のためだったのです。
写真の場所では激坂とは言えなかったけど、まもなく訪れるであろう激坂に備えて、早々とフロントインナーにチェンジ。ここまでは死んだ魚のような目をしながら登って来たけど、なんとなく口元がニヤリ&目が輝きだしたような気がしました。足は死んでいるけど・・・わはは。
そして写真のカーブを曲がって暫く走ると・・・おお!ウイリーしたぞ!
これまでウイリーしたのは、筑波山北登山道、つくば道、県道42号八郷側風返し峠付近の3回だけ。やはりここは激坂だった。俺ってばいつの間にか、地図の等高線をみただけで激坂かどうかわかるようになったんだね。v(^o^)
ウイリーした記念に路面の写真を撮りました。写真では傾斜の程は分からないけどね。
激坂
再び出発・・・って、あれ?真っ直ぐ進めない。走り出しの時だけなんだけど、微妙に斜め方向に進みだした・・・
わちゃ〜。見栄はって激坂の途中で停まったけど、今日は起き出した時から足がなかったんだよな〜。う〜ん・・・人間歳をとると、気持ちだけは若いままなのに体がついていかないものなんだねぇ。悲しい・・・
などと一瞬の間に自覚したけど、今は激坂の真っ只中なワケで。すぐに傾斜方向へと向きを変えつつ、ウイリーしないようにフロントに体重をかけつつ進むと・・・あれ?坂が終わっちゃった・・・?
程なく、って言うかあっと言う間に「つくば湯」さん脇へ。
つくば湯
県道42号線との合流地点。右の方を見やると筑波山が見えます。
県道42号線と筑波山
えっ?こんなものだったの?激坂区間はあっと言う間に終わっちゃいました。へなへなへなへな〜・・・・
うむむむ・・・地図を見てある程度の坂の傾斜は想像がつくようにはなったけど、その距離までは全然把握できていなかったんだね〜。まぁ、経験不足な自分が招いた結果だから、文句は言えないか。とほほ・・・
今日は最初から足がなかったから、ここからは筑波山神社→筑波山口へと降りる予定だったけど。なんとなく納得できなかったので風返し峠まで登って不動峠経由で帰りました。(あ、また!気持ちと体力がアンバランス・・・)
この道は、紅葉の時季・年始・筑波山梅祭りなど、県道42号線が筑波山口から神社入り口付近まで渋滞(というよりはほぼ停まっている)している時季には使えますよ。
混んでいるのは筑波山口から神社入り口付近の駐車場まで。その先(上)や下りはスイスイなんです。
つくば市側から筑波山神社方面へ登る場合、県道42号線を使うのが一般的だと思いますが。しかし42号線は道幅が狭い上に大型観光バスも通り、道の傍らには側溝が続いている上に路面の左寄りにはガラスやらプラスチックの破片が散乱。渋滞していると自転車を押して登る以外の方法がないという、自転車乗りにとっては酷道の部類。
筑波山神社やら梅林を目指している自転車乗りにとって、この道はかなり有効なバイパスなんじゃないかと思いました。