サイクリングで培ったミニ知識&無駄知識

唐突にママチャリで始めたサイクリング。お陰で初めて見るものや聞く言葉、疑問に思う事などがたくさんありました(今もあります)。分からなければ調べるっきゃない!ってことで、実にたくさんの事を学びました。そこでここではそんなミニ知識やら無駄知識をご紹介します。

尚、筆者は素人ですので、例えば自転車の構造などの難しい専門知識はありません。あくまでも自転車に乗っていて感じた素朴な疑問や覚えた雑学についてのみ記述します。

川の右岸と左岸

○○川サイクリングロード右岸(あるいは左岸)なんて言葉をよく見かけます。右と左は自分の進行する方向によって相対的に変わるはず・・・というのはあくまでも一般的な国語のお話でした。河川には明確な左岸と右岸の区別があります。

左岸
河川の上流から下流に向かってみた場合の左側。
右岸
同様に右側。
参考URL
最上川電子大辞典

例えば江戸川サイクリングロードでは、千葉県側が左岸、埼玉県と東京都側が右岸になります。

因みに何度か紹介している霞ヶ浦(西浦)にも右岸と左岸があります(更には中岸も)。これは霞ヶ浦が河川法上「常陸利根川」に分類されているからです。ついでに言えば利根川の支流という位置づけになります。

川の一里塚は「一里」ごとにあるわけではない

川の一里塚というものを初めて見た時はほっとしました。それまではトイレも休憩所も何もない、ただの河川敷の堤防の上を走っていましたから。「ここから先は一里ごと(約4キロメートル弱)に休憩施設があるんだなぁ♪」と。

でも、何キロ走っても十数キロ走っても次の「川の一里塚」は見当たらない。なんで〜?

川の一里塚の意味はやはりこれも最上川電子大辞典が参考になりました。別に一里ごとにあるとか、そういう事ではなかったのですね。

川の一里塚を見つけたらとってもラッキーと思わなくちゃね。筆者も初めてのサイクリングロードで見かけると、必ず立ち寄って休憩するのはもちろんの事、記念写真を撮るようにしています。

農免農道って何?

これって別にサイクリングとは直接関係ありません。今現在筆者が住んでいるのが茨城県&信号の少ない走りやすい道を探していたらよく見るようになった、ので調べただけです。

こちらについては、宮城県のサイトがとても参考になりました。道路がどのような財源で作られているのか?がよくわかります。

なるほどね〜。税金を「免除」するかわりに「農道」を作ったからなんですね。ふむ〜・・・

それにしても・・・こういう場所を走るようになったのもやはり自転車のお陰だと思っています。通勤やの仕事上の理由、あるいは日常のお買い物目的だけだったとしたら、こういう場所には全く縁がなかったですからね。

酷道・険道、そして激坂

傾斜が急で道幅が異様に狭いなどの理由により、自動車が通行するのが大変な道を国道・県道をもじってそれぞれ酷道・険道と言うようです。世の中にはこういった道を走破する事を趣味にする方も大勢いらっしゃるようで、ネット上で多数の情報があるのは勿論、書店では動画DVD付きの書籍も販売されていたりします。

一方、人間が動力である自転車で急な坂を登るのはとても大変な事。自転車の世界では「激坂」と言われます。

筑波山周辺に関して言えば、茨城県道139号線(通称、つくば道)やら県道42号線風返し峠の八郷側などが、険道と呼ばれるのと同時に激坂と呼ばれる事が多いです。

尚、いずれも運転者や自転車の漕ぎ手の感覚的なもの・相対的なものであって、数値的な、あるいは絶対的な区分はありません。

不動峠は「泣き」が入るのではなく・・・

「峠 & 自転車」検索すると、よく「〇〇峠TT」という文章を見かけます。

筆者にとって、インターネットを個人が利用できる前の時代であるパソコン通信の時代から、日本において「TT」と言えば「泣き・泣く」を意味する絵文字だと認識していました。(より一般的には、T_Tかな?)

TT・・・それはそうでしょう。例えば不動峠。麓から不動峠へと至る道にはただの一箇所も平坦な場所がありません。更に悪いことには登りオンリー(もしくは下りオンリー)。しかも道幅が狭いため、自転車と止めて休むのに適した場所がありません。更に悪いことには、距離はおよそ5キロにも及びます。

と、思ってたら。これは私の完全な思い違いでした。

TTは、Time Trial の略語でした。そもそも、10分前後で不動峠まで登りきる猛者やらプロやらにとって、泣きが入るワケがありませんものね。だはは〜。はずかしい〜・・・・


庶民チャリダー

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