霞ヶ浦湖岸探検隊

西浦右岸

今回は西浦未走破区間の土浦市→阿見町→美浦村→稲敷市→潮来市を湖岸沿いに走るルートになります。

地図はこちら

土浦駅周辺はこちら側も立ち入り禁止

土浦駅から県道48号線を南下。水郷橋の手前で湖岸側に行けそうな道を発見。しかし・・・

この先通行禁止の案内板

この先通行禁止の立て札が。土浦駅周辺は中岸側も立ち入り禁止の場所が多く、この辺りは湖岸沿いを走るのは無理のようですね。仕方なく水郷橋を南下してすぐに左折。

今日のスタート地点

そのまま走ると小さな跳ね橋を発見。

小さいけれど跳ね橋。信号もあります

そのまま進むと西浦(霞ヶ浦)すぐに右岸48.5キロの標識が。ここが霞ヶ浦右岸の終わりのようです。

西浦右岸48.5キロの標識

この数字が0になる場所が今日のゴールですね。

霞ヶ浦総合公園

少し走ると水車を発見。こんなところに水車があるなんて初めて知りました。

水車

ここは「霞ヶ浦総合公園」という場所のようです。

今日は昨日とはうって代わって11月中旬の寒さだとか(この時は9月下旬でした)。それなのに前日の暖かさ(運動するには暑いくらいの陽気)のつもりで、メッシュの半袖に短パンのトレーナー姿で出かけてしまいました。さすがに寒い。あわててコンビニでTシャツを買って着込んだけど、風も強く、体も冷えてきます。まずは、トイレを拝借しました。

公園の中でも湖岸沿いを、と思ったけど、湖岸沿いにある水生植物園は自転車乗り入れ禁止。残念。。。

しばし湖岸沿いとお別れ

花室川を渡るために湖岸沿いを大きく離れます。そして精進橋を渡ると暫くは湖岸沿いに近づけなくなります。

国道125号を南下すると、左手に公園が見えてきます。公園を過ぎたらすぐ左折。少し北方向へ戻れば湖岸へ行けるようになります。若干砂利道があります。

少しの間湖岸沿いを走れますが、しかし、やがて右折を余技なくされます。

湖岸沿いに近づけない理由は、どちらも湖岸沿いに防衛省関連の施設があるためです。

絶景かな、絶景かな

再び湖岸道に合流。残り35.5キロを過ぎた辺りで謎の塔を発見。

高い所を見ると登ってみないと気が済まない私は、当然の事ながら登ってみます。すると、そこには絶景が待ち受けていました。

筑波山や近隣の山々

写真ではわかりにくくて残念ですが、筑波山を始めとする付近の山々が一望できます。こんなにたくさんの山々を一望できたのは初めて。この塔は絶景を堪能するために造られたのでしょうね。

塔はちょっとした公園の中にあり、そこにはトイレもあります。

ありがとうございます

残り36キロ付近で、ゴミ拾いのボランティアの方々が大勢いました。こんな風に安全にサイクリングができるのも、こういったボランティアの方々のお蔭です。

ただ、大勢で道幅いっぱいに歩くのは危険です。ここは車道なので・・・(^__^;

「通ります」と声をかけ、そして、「お疲れさまです。ありがとうございます」とお礼を言って別れました。

風が強いなぁ・・・

予想はしていたけれど、こちら側は風が強いです。

9月のこの時期、風は海から陸の方向へ吹きます。ただ、行方側は霞ヶ浦よりも海側にある小高い丘のお蔭で、それほど風の影響がありません。

一方、対岸であるこちら側は風を遮るものがありません。しかも、ほぼ逆風になります。

静かな湖畔であった対岸側とは違い、波の音も大きくなります。速度を時速20キロ程度に落として、我慢の走行が続きます。

他の探検隊?に遭遇

やがて大山という場所に着きました。道は途端に開けて、湖岸には大勢の車が止まっています。どうやらウォーターバイクの名所のようです。

バーと言った感じのお店の前にはドリンクの自販機があり、水分を補給します。

出発しようとすると、後から来たロードレーサー乗りの方が「こんにちは〜」と挨拶してきます。

彼:「あのぅ、この先って道があるんですか?」

私:「実は私もそれを調査に来ているのです。。。」

彼:「あ、そうなんですか・・・・」

私:「最悪、ちょっと湖岸の外側に出れば国道や県道がありますから」(車では何十回も通っているので道は知っている)

彼:「はい、そうですよね・・・ありがとうございます」と言いながら出発。彼も霞ヶ浦湖岸探検隊ですね。

これも立派な湖岸道

暫くは湖岸沿いの道がなく、湖岸から離れて走っていました。と、土手を発見。登ってみると・・・

土手の道

単なる草むらなんですが、これがとっても重い。ギアを1速にしてノロノロと走ります。写真右側の舗装路を走っていたロードレーサーの姿はあっと言う間に見えなくなりました。

少し走ると、25キロの表示が。単なるダート(ターフ?)ですが、土手側のこちらの道が湖岸道になります。

すると、わざわざ土手を走っている原チャリとすれ違いました。なんか、こういう道を見ると走ってみたくなるよね?

ようやく「アスファルトへ」

草むらを走る事、約1キロメートル。ようやく舗装路と合流です。

草むらと舗装路の合流地点

だんだんと対岸が近づいてくる

走り続ける事しばし。やがて美浦村から稲敷市へ。残り24キロくらいから対岸との幅が狭まってきました。

右岸24キロの標識

そのまま進むとコンビニを発見。時刻は午前11時。「あれ〜?こんなところにコンビニがあったっけな〜?」思い出そうとしても全然記憶がない。コンビニの場所は、国道125号と県道206の交差地点。旅館の斜向かい。店舗は真新しく、最近できたばかりのようです。

時刻は午前11時。この先、お店の類いは期待できませんから、ここでおにぎりを買って食事に。駐車場の車輪止めに腰かけて食事していると、国道125号線を何人かのロードレーサーが通り過ぎていきます。

ロードレーサーの方は湖岸沿いではなく、国道を走っているようですね。どうりで湖岸では滅多に見かけなかったわけだ。

いざ、湖岸道へ

湖岸探検隊の私は勿論、国道125号ではなくて県道206号の橋を渡り、すぐ湖岸道へ。ちょっとだけ砂利道ですが、すぐに舗装路にかわります。

霞ヶ浦はだんだんと開けてきました。それに連れて風も強まり、湖岸も波が強くなります。

残り15キロ地点から筑波山方向を臨む

和田公園

残り10.5キロ付近で数台の車が駐車していました。みると公園があり、大勢の家族連れがバーベキューをしておりました。

和田公園

案内板には浮き島公園と書かれていましたが、地図で確認すると現在は和田公園のようです。トイレがあります。

妙岐の鼻鳥類観察小屋、そして稲敷大橋へ

道なりに進むと霞ヶ浦からどんどんと離れていきます。

後に地図で確認してわかったのですが、離れているように見えて実は湖岸沿いを走っていました。この辺りは分類上湖になっている場所にたくさんの草が生息しており、一見陸地に見えたようです。

すると、不思議な建物を発見。

不思議な建物

案内板によりますと、「妙岐の鼻鳥類観察小屋」だそうです。ただ、人っ子一人いませんでした。ボタン式の鳥類の案内板もあったのですが、うんともすんとも言わず・・・

ここを過ぎると稲敷大橋です。車では何十回も通り過ぎていますが、自転車での走行は初めてです。

霞がかっていない、「霞ヶ浦」

今日は曇り。後で知ったのですが9月下旬の割には気温も低く、11月中旬の気温だったらしいです。(それなのにいつものように半袖・短パンで出かけてしまいまし・・・)

そのせいでしょうか?今日の霞ヶ浦は「霞がかって」おらず、夏の晴天時には確認ができない遠くの風景が見えます。

写真だとわかりにくいので割愛しますが、もっとも離れた場所であっても筑波の峰峰が見えます。

やがてゴールへ

残りわずかとなって、道も舗装路から砂利道へと変わりました。そして、ようやく本日のゴール地点です。

西浦右岸0メートル表示

これでようやく霞ヶ浦(西浦)湖岸沿いの道を制覇しました。v(^o^)


庶民チャリダー

inserted by FC2 system