茨城県フラワーパーク

近くて遠い隣国。なんだかどこかで聞いたような言葉ですが。

つくば市に住む私にとってそれは石岡市、それも八郷地区(旧八郷町)。ここへ行くには、つくば市→土浦市→かすみがうら市→石岡市→八郷地区へと平地沿いにぐるっと回って行くか、筑波山系の峠を越えるしかないのです。

以前だったら、「遠い or 山越えしなきゃいけない→あり得ない」だったのですが。しかし、不動峠を越えれば簡単に行けると気づいてしまいました。帰りはどうするの?という問題はありますが、それは先送りで(笑)。

行くのは簡単だから行ってみよう!帰りは・・・うむむむ、自転車を押して登るとか? ま、なんとかなるでしょ。ってわけで、まずは行ってみよ〜♪

今回の地図

裏不動

不動峠から八郷へ下る道は通称「裏不動」と呼ばれているようです。ま、つくば市からみればそうですが、石岡市から見ればこっちこそが表不動ですよね。

不動峠の分かれ道

ここを左へ上れば何度か紹介している表筑波スカイライン。今回は右の下り道を行きます。

裏不動を下る

走り出すと結構な斜度があり、ペダルを全く漕がなくても時速40キロを軽く越えてしまう程です。ここを登ってくるのはかなりキツそうですね。大池→不動峠の道よりも厳しいと感じました。実際のところ、精根つきはてたって感じで休んでいるローディの二人組みを見ましたしね。

ただ、木々に覆われているため陽当たりが悪く、暑くなるこれからの時季、トレーニングには良さそうです。

それと、ここを飛ばして下っていくのは野暮だなぁとも思いました。せっかくの木々の緑と鳥の鳴き声を堪能しないなんて、勿体なさすぎ。

急坂をブレーキをかけながら降りる事しばし。急に視界が開けました。八郷地区の平野部へと到着です。

道標があったので確認すると、ここも「関東ふれあいの道」でした。筑波山系でヒルクライムすると、必ずと言ってよい程出くわす、おなじみの道ですね。

ここから先は普通に県道を行くだけ。程なくフラワーパークに到着です。

茨城県フラワーパーク

フラワーパーク入り口

まずは入場券を買って・・・あれ?なんと入場券売り場に行列が出来ていました。茨城県で人が並んでいるのは、つくば駅そばのショッピングモールにある「銀だこ」以外では見たことがなく、かなり驚きました。

そして中に入って更にびっくり。こんなにも人口が密集している施設は県内では初めてみました(映画館とかスタジアムとかはもちろん別として)。

高い人口密度(茨城県としては)

うむむ、考えてみれば休日の晴天は久しぶりです。更に、おそらくは梅雨入り前の最後の休日の晴天。そして何よりも薔薇が見頃ですからね。私もそれ目当てできました。

そして、きっと大勢の人々を引きつける魅力たっぷりな場所なんでしょう。期待に胸を膨らませて、いざ、見学〜♪

薔薇、薔薇、薔薇!

いやぁ、感激です。あちらにも薔薇、こちらにも薔薇、そちらにも薔薇。

薔薇

薔薇

薔薇

薔薇

薔薇

ここでご紹介したのはごくごくほんの一部です。薔薇は沢山の品種が次々と作られ、素人の私にとっては無数にあると感じる程。ここはとにかく薔薇の美しさを堪能する事にしました。

余談ですが「青い薔薇」で検索すると、実に様々な情報が得られると思います。

薔薇のエリアも、例えば香りのよいもの、入賞したもの、種類別の薔薇園等々、まるで薔薇のテーマパークかのようでした。

熱帯植物園

熱帯植物も見られます。

メディニラ マグニフィカ(というらしい)

花、花、花

もちろん薔薇以外の花もたくさんあります。

ダリア

あじさい

他にもあるよ

芝の広場、乗り物、散策路、噴水、レストラン等、様々な楽しみがあります。

アトラクション

広場。写真奥が熱帯植物館

散策路

イベントとして東筑波ユートピアのお猿さんの芸も。筑波山ガマの油売りの芸でした。ただ、1週間前に行った牛久大仏でのショウと同じだったので、今回はパス。

東筑波ユートピアのお猿さんの芸

帰りは敢えて遠まわり

さてさて、茨城県フラワーパークを堪能。レストランで昼食も済ませて、いよいよ帰り道です。(参考情報ですが、フラワーパークの外にもトイレがありました。)

単に帰るだけなら来た道を戻ればよいです。ただ、ここまでの距離が短いのと、行きと帰りが同じじゃつまらないかな?なんて思って、遠まわりしてるだけです。時間と体力に制約がある方は来た道を戻ってください。あるいは電車で輪行している場合は、湯袋峠を越えて真壁のりんりんロードへ合流し、JR水戸線の岩瀬駅(りんりんロードの起点)を目指すというのもありですね。

感想

茨城県フラワーパークは、花と緑が大好きな方でしたら一見の価値ありですよ。今回はTXつくば駅出発でご案内していますが、輪行の方ですと、JR水戸線岩瀬駅、JR常磐線石岡駅から程良い距離ですので、花の時季には是非訪れてみてくださいね。


庶民チャリダー

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