筑波山 再び

2008年7月中旬。前回の筑波山は失敗だらけでした。そこで今回はいろいろと工夫をしてみました。

涼しい内に出発を

前回の最大の敵は「暑さ」でした。ペダルを漕いで足が疲れるのではなく、暑くて動けなくなってしまうというのが最大の足枷でした。

だから今回は朝の涼しい内に出発しました。

荷物は少しでも軽く

服装は綿をやめて、吸湿・速乾性のウェアへ。半袖・短パンのトレーナーなんですが、軽くて汗をよく吸い、そしてすぐに乾くというものです。ホームセンターで上下組み1,000円と値段もリーゾナブル。着替えも同じのにしました。

汗ふき用のタオルも最小限に。でも、熱さ対策としてクーラーボックスと濡れタオルは携行。但し保冷材はケーキ屋さんがくれる小さな物へ。

また、前回のような山を直線的に登るルートではなく、観光バスやたくさんの乗用車が通る普通の道(県道42号)に変更しました。

ペダルを漕ぎやすくするため、サドルを上げていざ出発へ。

それでも大変だった

前回の反省を生かしたサイクリングではありましたが、やはり大変でした。

筑波山の麓に着いたのは11時過ぎ。休憩して出発した時には真夏のお昼。前回より少しはマシでしたが、それでもペダルを少し漕いだだけでも滝のような汗。熱中症になりそうな程の体温上昇。

少し走っては休み、濡れタオルで体を冷やし、木陰を見つけては十分に休んで・・・・を繰り返した結果、麓から神社の大鳥居までの約2.5Kmに、2時間以上もの時間を費やしてしまいました。

とは言え、前回に比べれば雲泥の差。休憩時間の方が長かったとは言え、ペダルを漕いでの登山でしたから。アハハ。

もっとも致命的な問題とは?

さてさて、もっとも致命的な問題とは何か?

それは言うまでもなく、「ママチャリで長距離走行&山登り」という無謀な振る舞いにきまってます。ただでさえ暑いのに、無駄に体力を消費してしまうのは言うまでもありません。

もっともその事に気づいたのは大変だった登りではありません。下りはペダルを漕ぐどころかブレーキをかけ続けて降りてくるような坂道なのですが、所詮はママチャリ。ブレーキ性能も限られています。

更にはブレーキシューがすり減っている事もあって、まるで未知の生物の悲鳴のような音が轟ます。

これはもう限界だなぁと感じて、次回はそれなりの自転車で登山する事を心にきめたのでした。


庶民チャリダー

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