支笏湖畔に到達したし、後はただひたすら走って苫小牧に帰る予定でした。が、そこはぶらり旅の楽しさ。いろいろと気になる場所を見つけましたのでおまけのリポートです。
※勿論、支笏湖畔から苫小牧へ最短で行く場合は国道276号線を通ってください。
道道16号線を千歳市内の方に向かっていきます。支笏湖は標高がおよそ250mの高さにありますので、千歳市内に向けては下り基調の道になります。とは言っても平均勾配は2%強でアップダウンもなく、また、道幅も広いので軽快に下っていきました。
途中、道道に平行するように道幅の細い舗装路を発見。そちらの方を走ってみるとどうやらサイクリングロードのようでした。
道幅は自転車2台分しかなく、走りを楽しむのには不向きですね。ただ、反対方向、即ち麓から支笏湖畔へ向かっていく場合はこちらの道がよいと思います。途中に何箇所か休憩所もありますし。
麓の方で「熊出没注意」の看板を見かけました。道産子の私は特に珍しくもないのでそのまま通り過ぎましたが。
しかしよく考えてみればサイクリングロードに「熊出没注意」の看板って、道外勢の方が見たら相当にビビるかもしれませんね、あはは。
このサイクリングロードは千歳川に沿うように作られており、さほど傾斜もなく健脚な方でしたらママチャリでも大丈夫でしょう。実際に何台かのママチャリを見かけました。
終点(もしきは起点)に看板が掲げられており、このサイクリングロードは「支笏湖公園自転車道」というものだそうです。
支笏湖公園自転車道
案内図
途中、途中のポイントまで何キロかが一目で分かるようになっており、自分の体力に合わせてどこまで行くか?の目安になる点においても、登り基調とは言え初心者向きだと思いました。
距離が分かる看板
国道36号線を苫小牧方面へと走っていると、「道の駅ウトナイ湖」を発見。補給&休憩の為に立ち寄ってみる事にしました。
ウトナイ湖は渡り鳥の飛来地として有名で、ラムサール条約にも登録されています。野生鳥獣センターなどもあり、日本を代表する湿地&野鳥観察地です。
ですが・・・
ウトナイ湖
真夏のこの時期、さすがに野鳥の群れは見れらませんでした。
とは言え、実に大勢の車や複数台のスポーツ系バイクやランドナーが停まっていました。国道沿いに位置しているという事もあり、「道の駅ウトナイ湖」は渡り鳥だけじゃなく、人間にとっても格好の休憩地なんですね。
やはりこの場所は冬の時期に訪れるのが正解でした。